株式会社 日本分離トップページ
液体サイクロンの概要
 液体サイクロンは、液体中に懸濁する固体と液体を重力の代わりに遠心力を利用して、分離を促進する機械です。
 乾式サイクロンと原理的には同じですが、媒体が液体のため粘性が気体のそれに比べて著しく大きく、また、固体との比重差が小さいこと等から、同一の粒子の分級では、機械の大きさが著しく小さなものになります。
 構造が単純で、処理能力が大きく、据付面積も非常に小さい等、いろいろな特徴を持っているので、広範な用途に使用されています。  メッシュと併用することで、さらに効果的に分級・捕集・精製・濃縮できます。


右図の拡大図はこちら



(参考 : 標準ふるい寸法表

液体サイクロンの断面図